ネオンテトラ水槽レイアウト
ネオンテトラ水槽レイアウト
熱帯魚の代表選手のようなネオンテトラ
熱帯魚といえば、ネオンテトラ。
ネオンテトラに始まり、ネオンテトラで終わる。
それくらい、初歩的な入門種になり、昔はパイロットフィッシュといえばネオンテトラ等と言われていましたが、バクテリアの素が商品化されたことによりそのようなかわいそうなネオンテトラも居なくなり、無駄にネオンテトラが入っている水槽もなくなりました。
そうはいっても、一番人気なのがネオンテトラで流通量も多いです。
熱帯魚界のイワシ、ちりめんじゃこのような代表魚です。ここに熱帯魚の全ての魅力が詰まっているといえるかもしれません。
レイアウト水槽といえばネオンテトラ
水草の緑と似合う体色、これにつきます。
この配色のために、ネオンというのは、ネオンサインから来ているわけで、Neという看板の中にガスを入れて電気を流して、蛍光色に輝くあれと近いというわけです。
実際には蛍光色にはならずに、メタリックと透明色になりますので、ネオン色とは異なります。
蛍光灯で最も美しく見える体色
この魚は実は、自然かではとても地味に見える魚なのです。
体色は目立たなくさせるためにこの色になりました。日本では考えにくいですが、この魚の生息地のアマゾンでは、川底は土で茶色です。そして水も濁り気味です。
そして、空はとてつもなく青いのです。
まず、空が青いというい事は、水上の鳥たちから水面を見るとどうなるでしょうか?水が鏡のように反射していて、青い空の色が映りこみます。
これに対してネオンテトラは背中から肩にかけて青い色をしています。
鳥ならずとも、水面でも、ネオンテトラを狙う魚が水中から空を見上げる角度に居た時、ネオンテトラは浅い上部域を泳いでいます。すると、青い線と青い空が重なり、保護色となるのでしょう。。。科学的根拠はまだ示されていません。
そして、赤い腹、これはおそらく、水底の赤茶色い土のせいだと思います。
また、カージナルテトラという、もっと赤が多い魚がいますが、これは腹が全体に渡り赤いのです。この魚が住む水域はブラックウォーターといい、コーヒーのような色をしています。
この中では、この赤い色が地味になります。
ここで、水槽で何もない背景で、太陽光とは違ったスペクトルを持つ、蛍光灯で照らしてやります。すると、光の成分が違いますので、際立って、ある色だけが協調されて輝きます。
それが、やはり、ネオン色と言われるというか、蛍光色、メタリック色がとても強く反射されるようです。一番は緑色なのですが、青いメタリックもかなりの輝きを示します。これは太陽光ではこんなに光りません。
ネオンテトラの性質
レイアウト水槽にはカージナルテトラの方がいいか?
ネオンテトラの群泳
他種との混泳水槽レイアウト
レイアウト例 1
設備)
水槽:90cmスリム水槽
底砂:富士砂(2cm厚)
ろ過装置:(投げ込み式フィルター)
照明:蛍光灯20W×1(10時間)
水草:ミクロソリウム
生体:ネオンテトラ×10
レイアウト例 2
設備)
水槽:30cm
底砂:富士砂(2cm厚)
ろ過装置:(投げ込み式フィルター)
照明:なし(室内照明か、薄く差し込む自然光)
水草:ウィローモス(南米ウィローモスでないモス)
生体:ネオンテトラ×10